東京都還暦軟式野球連盟 競技規程
(チーム編成)
第 1 条 チームの編成は次による。
➀ ベンチに入れる人員は、監督を含む選手と、代表、マネージャー、スコアラー各1名とする。
➁ 選手として登録した代表、監督、コーチ、マネージャー、スコアラーはユニホームを着用することを原則とする。
➂ 背番号は、監督30番、主将10番とし、選手は0番より99番までとする。
➃ パイオニアリーグ(以下Pリーグという)に参加するチームは還暦野球(Kリーグという)に出場機会の少ない選手と70歳以上の選手で
構成する。
➄ Pリーグおよび古希大会に参加するチームは混成を認める。
➅ Pリーグおよび古希大会に参加するチームには3号は適用しない。
(競技場)
第 2 条 連盟が使用する競技場は以下のとおりとする
➀ 本塁と二塁を結ぶ距離は35.35mで、塁間は25mとする。
➁ 二塁と本塁を結ぶ線上に投手板の中心を置き、その前縁までの距離は本塁より16.3mとする。
(用 具)
第 3 条 連盟が主催する試合で使用する用具、装具およびユニホームは、次によるもの以外は使用できない。
➀ 試合球は全日本軟式野球連盟公認球M号とする。
➁ 金属・ハイコン(混合)バット、ヘルメット、プロテクター、レガース、マスクはJSBB又はSGマークを付けた公認物とする。
木製・竹製バットは市販のものは認める。
➂ スパイクシューズは全員同色の物とし、金属製スパイクは使用禁止とする。
➃ チームのユニホーム・帽子・ストッキングは同色、同形、同意匠とし、登録選手は全員背番号を付けなければならない。
➄ アンダーシャツは全員同色の物でなければならない。
2 混成チームにおいては前項3号の前段および4・5号は適用しない。
(試合準備)
第 4 条 各チームは試合開始予定時間の30分前までに、打順表および試合ボール2個をその試合担当の審判に提出し攻守を決定する。
2 1試合2時間を目途に終了するよう努力する。
(中止等の連絡)
第 5 条 試合の変更および中止の連絡は以下の方法による。
➀ グラウンド主権者が第1試合の両理事にその旨を連絡する。
➁ 第1試合の両理事は自塁側の第2試合の理事へその旨を連絡する。
➂ 以下同じ要領で第3・第4試合の両理事へ順に連絡する。
➃ 当日最終試合の両理事は「連絡を受けた」旨をグラウンド主権者に必ず連絡する。
(試 合)
第 6 条 試合は連盟より提示された日程表により実施するものとする。
2 連盟の公式戦は打者専任一名を含む10人制、7回戦とし、時間制限は設けない。
➀ 10名のうち1名を打撃のみ行う選手を入れる。但し、打順表にはHで表記し打順は制限しない。
➁ Hには代打、代走を出しても良いが守備には着けない。
3 試合は公認野球規則に基づくほか以下の規則により行う。
➀ 試合開始予定時刻を5分経過しても選手が揃わない場合は、没収試合とし相手チームに勝ちを与える。
➁ 試合が同点の場合は引き分けとする。
➂ 5回終了以降10点差でコールドゲームとする。
➃ 球審により打ち切りを命じられた試合では5回表を終了し、後攻チームの得点が先行チームより多い場合試合は成立する。
また5回以降に打ち切りの場合には表裏終了した回に遡り両チームの得点差をもってその試合の勝敗を決する。
不成立の場合は再試合とする。
➄ 各塁は移動ベースとする。
➅ グラウンドルールは各球場に設定されているローカルルールに従う。
➆ 打者・走者並びにベースコーチはヘルメットを着用する。
➇ 捕手は防護用ヘルメット、マスク、プロテクター、レガースを着用する。
(抗 議)
第 7 条 審判の裁定についての抗議はルール上の解釈以外は認めない。
2 抗議のできる者は監督および主将と当該選手のみとする。
(審 判)
第 8 条 審判は原則として試合日程表に記載された試合を担当する。
2 担当不可能の場合は連盟規定を十分認識させたうえで外部の者に依頼することができる。
3 審判員は統一した審判帽・ジャンパーまたはワイシャツ等を着用することが望ましい。
ただし、球審はズボンを着用すること。
(試合結果報告)
第 9 条 試合結果の報告は以下のとおりとする。
① 各試合審判は指定の「試合結果報告用紙」に各試合結果を記入し、次試合審判に引き継ぐ。
② 最終試合の審判は最終試合勝利チームに渡し、報告を依頼する。
ただし、引き分けまたは不成立の場合は1塁側チームが行う。
③ 結果報告チームは、原則当日中か翌日の正午までにPCメール又はFaxにて担当へ報告する。
(試合後の競技場整備)
第10条 試合終了後のグラウンド整備は勝ちチームとし、引き分けおよび不成立試合は両チームにて行う。
この規程は平成26年2月26日より施行する。
令和2年2月20日 改正